酪農ヘルパー全国協会
酪農ヘルパーとは、酪農家が休みをとる際に酪農家に代わって、搾乳や飼料給与などの作業を行う仕事に従事する人をいいます。酪農ヘルパーを出役する事業を酪農ヘルパー事業といい、国や地方公共団体も支援している事業です。
従来から酪農は畜産の中でも最も休みがとりづらい分野でした。これは朝夕2回の搾乳作業が欠かせないため、酪農家は1年中休みがとれないという実態となっていました。
こういった事態を解消して酪農家が定期的に休日をとってゆとりがある経営を展開してもらうために、酪農ヘルパーが活躍しているのです。
酪農ヘルパーになるためには、酪農ヘルパー利用組合に採用されることから始まります。そのためには、酪農家にホームステイして酪農体験を通して仕事に対する適正を確認するとともに知識と技術を習得します。
酪農家から信頼される酪農ヘルパーとなるためには、酪農ヘルパー利用組合に就職してから全国協会の養成研修を受講していただきます。